日光街道宿場巡り
日光街道(日光道中)とは江戸幕府によって整備された五街道のひとつで、江戸時代には日光道中または日光道と呼ばれていました。
江戸日本橋を起点とし、日光坊中(日光東照宮)までの総延長は36里3町2間(約142km)に及びます。
そこには21の宿場が設けられ、大名が宿泊・休憩した本陣、脇本陣などが置かれたほか、旅籠、木賃、茶屋や商店が建ち並び、町場を形成しにぎわいを見せていました。
この日光街道沿いに発展した埼玉県内の6つの宿場は「埼玉六宿」と呼ばれています。
杉戸の歴史を紐解くと、近世初頭の様子を描いたとされる「下総国絵図」や一六一九(元和五)年の須賀村検地帳写には「杉戸島」の記載があります。この「杉戸島」は現在の上杉戸付近を指すと考えられ、このあたりが元々杉戸の中心であったと伝えられています。
【埼玉六宿】
埼玉県を縦断するように走る日光街道。江戸日本橋から日光東照宮までの長旅を支える宿場として、草加宿、越ヶ谷宿、粕壁宿、杉戸宿、幸手宿、栗橋宿と、かつて埼玉県内には6つの宿場町がありました。それぞれに繁栄した町の各所にはいまもなお当時を思わせる史跡の数々が残されています。
草加宿 (草加市)
越ケ谷宿(越谷市)
粕壁宿(春日部市)
杉戸宿(杉戸町)
幸手宿(幸手市)
栗橋宿(久喜市)
杉戸宿は日光街道の宿場町として栄え、西暦1616年(元和2年)に「杉戸宿」として下位塾され、2016年(平成28年)に400周年を迎えました。杉戸町内には旧日光街道沿いにある歴史を物語る史跡や昭和初期の建物(古民家)など杉戸宿の歴史やみどころが点在しています。是非この機会に杉戸町にお越しください。
【街歩きMAP (表面) 】
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【街歩きMAP (裏面) 】
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【杉戸宿まち歩きポケットブック】
杉戸宿開宿400年を契機として、杉戸宿のガイドブックを新たに制作しました。
<ポケットブック完全版>
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